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2008年08月05日

当社社長のインタビュー5(自前のソフト開発、そして起業へ)

さて、前回、前々回とヒューマンキャピタル2008の模様をお伝えいたしましたが、今週から、当社社長インタビュー記事の続きを連載いたします。

■自前のソフト開発、そして起業へ

当社を起業する前、浅野は、販売ディーラーとして着実に販売実績を伸ばしていきましたが、その後、その開発元である、経理ソフトの会社は倒産してしまいました。

そこで、元来、技術屋として仕事をしていた浅野は、自分でソフトを作り、販売したいと思い立ちました。そのために独学で簿記2級を取得するなどして、自前の経理ソフトを作成したのでした。

その経理ソフトは当初20万円で販売したのですが、ふたを開けてみると結局5本しか売れませんでした。当時すでに同じような価格で同様のソフトが販売されていたこと、そして、お客様にはソフトの使い方以上に経理の基礎を教える必要があったことなどが、その理由です。

しかし、もう一つの要因として考えられたのは、その経理ソフトの中身の良し悪し以前に、やはりどうしても会社の規模の小ささがネックになってしまいました。小さな会社では普通にやっていても売れないという現実が立ちはだかっていたのです。

仕事はない、ソフトを作っても売れない……そこで浅野が選択したのが、当時はまだ「グレーゾーン」ともいわれていた派遣業界でした。

労働者派遣法が制定されたのもちょうどそのころ。人材派遣業というものはまだほとんどの人々に知られてはいませんでした。今でこそ、派遣業界は、大きな市場に成長しましたが、当時は周囲からは疑心暗鬼の目で見られていたそうです。

そうした中、三和スタッフサービスという、三和銀行出資の人材派遣会社からソフトウェアの開発を受注することができました。決め手は、他社にくらべて一番安く発注できるということだったそうです。そのソフトを、「直せるシリーズ The Staff」という名称で販売し、無料で1年間掲載してくれる情報誌に広告を出しました。

そして、その広告を見たお客様から、早速問い合わせがあったのです。(次回へ続く)


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