2008年05月07日
人材派遣業における現実的課題と解決法(その3:給与管理・請求管理)
GWも終わり、今日から仕事始めという方も多いと思います。
さて、人材派遣業の業務が非常に複雑であることは、ご承知の通りだと思いますが、特に複雑なのが登録スタッフの給与管理、そして派遣先企業への請求管理です。
登録スタッフの働き方には、100人いるとすれば100人分のパターンがあります。一人の登録スタッフの情報を把握するにも、経験、スキル、勤務時間、残業の可否、扶養控除内で働きたいのかどうか、時給はいくらか、どんな仕事をしたいか、交通費支給がある場合は派遣先から自宅までの交通費の算出……と、非常に多くの情報が組み合わされています。
当然のことながら、給与の計算方法や金額も、派遣スタッフ一人ひとり異なります。
人材派遣事業での商品は「派遣スタッフ」。それだけに派遣スタッフのデータベース管理がその事業所の業務の成功の鍵を握ることは言うまでもありません。
しかし、上記に挙げたような業務を、例えばExcelのデータベース機能や、Accessをはじめ一般のデータベースソフトを用いて処理をするには、どうしても限界があります。
派遣スタッフがまだ数十人程度であればそれでも何とかなるかもしれません。しかし、100人、200人と増えるにつれ、そして派遣先企業、対応業種などが増えるにつれ、給与管理をはじめとした管理業務はどんどんと複雑になっていきます。
そして何より、これら一般的なデータベースソフトで人材派遣業務向けのシステムを構築するためには、人材派遣事業およびその管理業務全般についての深い知識と理解、及びシステムエンジニア、プログラマー並みのIT技術が必要となってくるのです。
自社開発で業務管理システムを構築される派遣企業様もいらっしゃいますが、業務拡大の過程で、様々な改良が必要になり、なかなか自社内だけで、多岐にわたる業務へ適合させていくことは難しくなっていくケースが多いのです。
業務管理システムを社内に導入する場合は、やはり中・長期的な視点に立ったコストパフォーマンスを考えていくことが非常に重要になってくるのです。

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