2008年05月09日
人材派遣業における現実的課題と解決法(その4)
人材派遣業においては、人材が必要であること、そしてその人材をいかにうまく活用していけるかが成功の鍵であると言うまでもありませんが、逆に言えば、こうした人材を管理していくこと自体、実は非常に難しいことでもあるのです。
事実、登録スタッフが増えてくるにつれて、その事務作業量の多さや煩雑さにてんてこまいになってしまうという事業主様は非常に多いようです。
●業務が複雑になり、本来の営業活動まで手が回らない!
どうしてそうなるのか。それは人材派遣業という業務は、人材が重要なリソースであるがために、その人材獲得、そして派遣先企業とのマッチングを行うまでのプロセスが非常に複雑だからなのです。
通常の雇用であれば、何らかの媒体を使って人材募集を行い、必要に応じて書類選考を行い、面接を行って適任の労働者を決定するというプロセスで済みます。
しかし、人材派遣の場合は、労働者にまず派遣会社に登録をしてもらうというプロセスがあります。人材派遣というシステムの説明、派遣スタッフの役割などを説明して、その労働者がどういった企業で働くだけの能力や適性があるかを診断するスキルチェックを行うことが通常です。その後、登録した派遣スタッフの希望に合った仕事を探し、マッチングを行わなければいけません。
そして、登録スタッフのマッチングを行い、実際に就業してもらった後は、給与計算などの事務作業が必要となります。当然のことながら、登録スタッフの給与は、一人ひとり就業の諸条件が異なるため、個別に計算を行う必要があります。そして、登録スタッフの数が増えればそれだけ業務量が増え、どんどん煩雑になってきてしまうのです。
また、人材派遣の場合、労働者である登録スタッフだけでなく、派遣先企業との取り引きがあることも忘れてはなりません。取り引きをする企業が増えれば増えるだけ、毎月の請求業務なども増え、ここでまた業務が煩雑になってきてしまうのです。
これらの業務を、従来の表計算ソフトやデータベースソフトだけでカバーしようとなると、やはり限界があります。スタッフ数や企業規模がある程度大きくなってきた人材派遣会社であれば、やはり人材派遣業務専用の管理ソフトを導入して、業務の効率化を図っていく必要があるのです。
このことを、当社は人材派遣市場がまだ黎明期であった1989年以来、一貫して、提唱し続けています。

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