2008年04月30日
人材派遣業の現実的課題とその解決方法(その1)
今週からGWに突入ですね。当社はカレンダーの暦通りに営業しております。
さて、人材派遣業には、他の多くの事業と違い「人」が資産であるため、「在庫を抱えなくてもいい」というメリットがあります。また、企業の雇用対策や個人の働き方に沿い、柔軟に戦略を打ち立てることができることも魅力の一つです。
しかし、そんな人材派遣業であっても、ビジネス戦略やITマネジメントのやり方を間違えるとなかなかうまくいきません。ということで、今回から、人材派遣業における代表的な失敗事例をご紹介していきたいと思います。
■派遣スタッフがなかなか集まらない
人材派遣会社にとって、最初で最も重要なの課題は、優秀な派遣スタッフをどのようにして集めるか、これに尽きるでしょう。
派遣スタッフ、それも優秀な人材は、マスコミや求人雑誌などで大々的に広告を打ち出している大手派遣会社に集中しがちです。加えて、大手派遣会社には資本力、ブランド力、全国的な営業組織力など大きな強みがあります。これから人材派遣事業を展開しようとお考えの事業主様がこうした既存の大手企業に対抗するといっても難しい部分がたくさんあるのは言うまでもないことです。
それでは、いったいどうすればよいのでしょうか。
規模の小さい事業所や新規参入企業にとって大切なこと、それは地域密着や特化指向です。
ここでいう、特化とは、業種や職種、あるいは年齢別等の特定のセグメントに絞り、アプローチしていくということす。
そして、とにかくきめ細やかなサービスを派遣スタッフとクライアントに提供することで、付加価値を高めることです。
それには、まず、登録にきた人や稼動しているスタッフ一人ひとりと十分話し合い、そして、スキルや適性の把握を大切にすることです。その積み重ねがスタッフ同士の口コミを生みだし、次第に派遣スタッフが集まるようになってくるでしょう。
とは言うものの、「言うは易し、行うは難し」。一朝一夕で出来るものではありません。また、登録スタッフのスキルや適性を把握することは、実際、そんなに簡単なことではないのです。そして、このスキルや適性の把握がうまくできないと、人材派遣ビジネスを進める上で、大きな壁にもつながるのです。
(次回へ続く)

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