2007年09月14日
『個客』としてのニーズをしっかり把握する
今週に入ってからだいぶ涼しくなってきましたね。
さて、今回は「顧客は『個客』である」ということについてお話をしていきます。
顧客のニーズは決して一律ではなく、非常に多種多様です。適正なマッチングを行うにはその部分をしっかり把握しておく必要がありますし、交渉が難航した際の手段としての譲歩交渉もできません。
派遣先企業のニーズをヒヤリングする営業担当者は、さまざまな業界、職種、会社組織、職業適性などに関する事前知識が必要です。その知識がなければ、派遣先が要求する業務内容、スキル、担当範囲、就業条件や職場環境などを的確に確認し、把握をすることは不可能です。
「言わなくてもわかるだろう」「この仕事なら、ここまでが仕事範囲だということはわかりきっている」といった思い込みは、営業担当も派遣先企業も両方ともに禁物です。
なぜなら事前に「ちょっとしたこと」「決まりきっていること」と軽く考えて確認を怠っていたその一点が、実は登録スタッフにとっては一番の心配事だったということもあるのです。
たとえば、出版業界の編集業務に登録された派遣スタッフがいるとします。その出版会社はいつもとても忙しく、連日連夜の残業は当たり前、派遣先企業も、当然のことながら派遣スタッフに毎日数時間の残業を求めてきます。しかし、その派遣スタッフには実はまだ小学生になったばかりの子どもがいて、出版会社の編集業務をするための能力もスキルも十分にあるけれど、残業は絶対に無理……といったようなミスマッチは、気をつけていないと往々にして起こってしまうものです。
このように、あらゆる可能性を想定し、事前に具体的に派遣スタッフ、派遣先企業の双方のニーズを確認し、「個客」としてのニーズを明確にしておくことが、やはり重要なんですね。

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